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【VチャレンジリーグT 第1週戦評 11/14〜15】

◆ VチャレンジリーグT 第1週戦評 ≪11/14〜11/15≫ ◆

@11月14日(土)
   ○3−1(勝点3)  富士通VS大分三好ヴァイセアドラー
  1set 23-25
  2set 25-22
  3set 25-16
  4set 25-20

 スタートメンバー(田中・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(岩井・小川・野澤)

 リーグ開幕戦は、いきなり昨シーズン優勝チームである大分三好ヴァイセアドラーとの対決。
ルワンダ共和国出身の外国人選手「ヤカングマ」を中心とした攻撃的なチームである。

 1セット目、両チームともリーグ初戦ということで堅さが見られリズムに乗り切れない展開が続く。 大分三好はサイド攻撃を中心に、富士通はクイックを絡めたコンビネーションで一進一退の攻防となる。
中盤戦、中川のバックアタックや横田のブロックなどで一時リードを広げる。しかし、外国人選手の サーブに崩され終盤に逆転を許す。最後は富士通のスパイクをブロックされ23−25で1セット目を先取された。

 2セット目、富士通はスタートから勢いをつけることができない。消極的なプレーが目立ち、 チームの特徴であるディフェンスが崩れかけた状態となる。何とかリズムを取り戻したい富士通は しつこいディフェンスを徹底しサイドアウトを取り続ける。流れを変えるべく13−17の場面で 田中に代え岩井を投入する。これが奏功し、岩井はブロックやサーブでチームに活力を与える。
持ち前の粘り強さを取り戻した、富士通は岩井投入から5失点しかしない驚異の粘りを見せ 25−22とセットカウントをイーブンにする。

 3セット目、勢いにのった富士通は、サーブで攻めてブロックで仕留めるというパターンが多く見られた。 序盤から大分三好を圧倒し、中盤以降は得意のクイックも決まりだし相手はブロックを絞りきれない。 終わってみれば25−16と大差でセットを連取する。

 4セット目、勝点3が欲しい富士通だが、序盤は外国人選手にボールを集められリードされる。 この状況を打開したのは、セッター新のサービスエース。再び富士通に流れを引き戻すと 中川のバックアタック、岡村・横田のブロックがでてリードを広げる。 最後は、大分三好にミスが出て25−20で富士通が勝利した。

A1月15日(日)
 ○3−1(勝点3)  富士通VS埼玉アザレア
  1set 25-18
  2set 17-25
  3set 25-19
  4set 25-18

 スタートメンバー(田中・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(岩井・手塚・野澤・柳田・三芳)

第2戦目は、昨シーズン8位ながら1勝1敗と星を分けた埼玉アザレアとの対戦。大学生と社会人の混合チームである。

 1セット目、富士通は昨シーズンと同じ轍を踏まぬよう序盤から勢いのあるゲームを繰り広げる。 特に田中のサーブが有効で、大きくリードを広げる。終盤には中川に代わり柳田が今シーズン初出場を果たし 最後は柳田のバックアタックが決まり、1セット目を25−18と大差で先取する。

 2セット目、1セット目同様に勢いに乗りたい富士通だが、序盤からミスを連発。ほぼ自滅に近い形で リードを広げられ、更に相手の攻撃を絞ることができず大量リードを許す。
ここで富士通は流れを変えるべく 横田に代えて三芳を投入する。このセットはほぼ勝敗は決していたが、三芳は諦めることなくチームを鼓舞 し続ける。結果的にはセットを奪われたものの、3セット目に繋がる終盤であった。

 3セット目、もう一度サーブを攻めることを徹底した富士通は序盤からリードを広げる。また三芳は気迫十分で チームに勇気を与えるプレーを見せてくれる。しかしリードした後の連続失点により、嫌な雰囲気がコートに漂う。 ここで攻撃のリズムを代えるべく、杉本に代えて岩井を投入する。 トスの速い岩井に対し埼玉のブロックが翻弄され、終盤一気にリードを広げる。終わってみれば25−19と2セットを連取する。

 4セット目、中盤までは一進一退の攻防。なかなかリズムに乗れない富士通であったが セッター新が攻撃の軸をクイックからレフトへシフトさせ打開を図る。岩井と田中がこれに応え、次々に攻撃を決めていく。 富士通はリードを広げた後、最後まで集中力を切らさず25−18で勝利した。


  第1週終了時点
  勝点6(1位)2勝0敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第2週戦評 11/21〜22】

◆ VチャレンジリーグT 第2週戦評 ≪11/21〜11/22≫ ◆

@11月21日(土)
   ○3−1(勝点3)  富士通VSトヨタ自動車サンホークス
  1set 25-18
  2set 25-20
  3set 25-23
  4set 25-20

 スタートメンバー(田中・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(三芳・手塚・岩井・野澤)

 リーグ第3戦は、昨シーズン1勝1敗と星を分けたトヨタ自動車サンホークスとの対戦。 高卒選手が成長著しい、若さ溢れるバレーを展開する攻撃的なチームである。

 1セット目、富士通は出だしからブロックがはまり、連続得点を重ねる。その後も富士通の勢いは止まらず 17−5と大きくリードを広げる。終盤は富士通のミスにより少し点差を詰められるものの25−18と 1セット目を先取する。

 続く2セット目、相手のサービスエースなどで序盤リードを広げられる。中盤以降は一進一退の攻防となるが 終盤に富士通が我慢できず、20−25で2セット目を取られてしまう。

3セット目は序盤に大量リードをするものの、その後7連続失点。一気に同点に追いつかれてしまう。 中盤、岩井と三芳を投入し流れを変える。これが奏功し、苦しみながらも25−23でこのセットを奪取する。

大同特殊鋼レッドスター 4セット目、富士通は安定した戦いぶりでリードを広げる。中川のサービスエースなどで勢いをつけると 最後も新のサービスエースで試合を締め、富士通が勝利した。

A1月11日(日)
 ●2−3(勝点1)  富士通VS大同特殊鋼レッドスター
  1set 25-16
  2set 22-25
  3set 25-21
  4set 22-25
  5set 12-15

 スタートメンバー(田中・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(岩井・手塚・小川・野澤)

 第4戦は、チャレンジリーグ昇格後は1回も負けたことの無い大同特殊鋼との対戦。今シーズン全勝と好調を維持しているチームである。

 1セット目、前日と同様、序盤から勢いのあるゲームを繰り広げる。相手の自由にさせないディフェンスと手数の多い オフェンスが噛み合い、25−16と大差で1セット目を先取する。

 2セット目、相手はメンバーを入替え打開を図る。富士通も負けじと応戦し、17−17と同点で終盤戦に突入。 ここから抜け出したのは大同特殊鋼。富士通の穴を狙った攻撃で連続失点をしてしまう。このまま試合は進み 22−25で2セット目を取り返される。

 続く3セット目、富士通は岡村に代え手塚を投入する。しかし流れは大同特殊鋼。中盤までに5点差を付けられてしまう。 しかし富士通も諦めない。粘り強いディフェンスを繰り広げチャンスを伺う。終盤に岩井を投入し攻撃のリズムを変えると それが上手くはまり、4連続得点を重ねる。最後も岩井のサーブで3連続得点を重ね、25−21と逆転でこのセットを奪う。

 勝負の4セット目、お互い意地のぶつかり合いで中盤まで2点差以上開かない締まった試合展開となる。
しかし、21−22の場面で相手のピンチサーバーに崩され3連続失点。22−25でファイナルセットへもつれ込む。

 5セット目、中盤までは富士通優位だったものの、最後はブロックされ12−15で今シーズン初黒星となるとともに 対大同特殊鋼との試合で10年ぶりの敗戦となった。

  第2週終了時点
  勝点10(2位)3勝1敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第3週戦評 11/29】

◆ VチャレンジリーグT 第3週戦評 ≪11/29≫ ◆

@11月21日(土)
   ○3−2(勝点2)  富士通VS東京ヴェルディ
  1set 25-15
  2set 25-11
  3set 23-25
  4set 27-29
  5set 15-11

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・田中・三芳・新 L芳賀)
 途中出場(杉本・廣本・丸谷)

 リーグ第5戦は、昨シーズン1勝1敗と星を分けた東京ヴェルディとの対戦。高さとパワーを生かした攻撃的なチームである。

 1セット目、富士通は中盤に攻撃的なサーブで相手を崩し、切り返しの攻撃が次々と決まり連続得点を重ねる。 終盤には、今シーズン初出場の丸谷がサービスエースを奪うなど相手を圧倒し、25−15と大差で先取する。

 続く2セット目、富士通の勢いは止まらず、相手のスパイクを簡単に決めさせない好レシーブを連発し このセットもリードを奪う。要所で初スタメンの三芳がスパイクにブロックに大活躍し、大差で終盤を迎える。
終盤にピンチサーバーで起用した廣本が相手を崩すサーブを繰り出し7連続得点で25−11と2セット目も連取する。

 3セット目、ストレートでの勝利を目指した富士通だが、相手の強烈なサーブに苦しみ一進一退の攻防となる。
中盤に3連続失点を喫すると流れは東京ヴェルディに。終盤に一度追いつくものの、最後は相手のエースにスパイクを 決められ、23−25で3セット目を落としてしまう。

 続く4セット目、お互い攻撃的に戦うものの、サーブレシーブが崩され苦しい展開が続く。20−23の劣勢の場面から 4連続得点で逆転に成功するものの、最後の1点を取ることができず27−29と逆転で取られてしまう。

 勝負の5セット目、この日好調の三芳・横田のクイックを中心に攻撃を組立て、最後は三芳が3連続でクイックを決め 苦しみながらも富士通が勝利した。


  第3週終了時点
  勝点12(2位)4勝1敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第4週戦評 12/5〜6】

◆ VチャレンジリーグT 第4週戦評 ≪12/5〜12/6≫ ◆

@11月21日(土)
   ○3−0(勝点3)  富士通VSつくばユナイテッドSunGAIA
  1set 25-19
  2set 25-15
  3set 25-15

 スタートメンバー(岩井・横田・柳田・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・小川・手塚・中川)

 リーグ第6戦は、近年ライバル関係にあるつくばユナイテッドSunGAIAとの対戦。

 1セット目、序盤は均衡状態が続くものの、初スタメンの柳田がオフェンス・ディフェンス両方で活躍する。 機動力を生かした時間差でチームに変化を与えリードを奪う。中盤に広げたリードを保ち25−19で 1セット目を先取する。

 2セット目、富士通の勢いは止まらず、相手のスパイクを次々にブロックする。簡単に決めさせない富士通の ディフェンスに相手はミスを出す。ベテラン岩井も力強いスパイクを決める。終わってみれば25−15と 大差でこのセットも連取する。

 3セット目、今シーズン一度もストレート勝ちがない富士通は必ずこのセットを奪って勝利するという 強い意気込みで試合に臨む。序盤からリードを広げ、中盤以降に出場した中川がバックアタックを次々に決め 富士通はストレートで勝利を収めた。

A12月6日(日)
 ○3−0(勝点3)  富士通VS警視庁フォートファイターズ
  1set 25-16
  2set 25-17
  3set 26-24

 スタートメンバー(田中・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(岩井・手塚)

 リーグ第7戦は、昨シーズン3位ながら勝率では富士通を上回った警視庁フォートファイターズとの対戦。

 1セット目、お互いに意識したのかサーブミスが連発しなかなかリズムをつかめない。しかし富士通は慌てず 相手の攻撃に対するディフェンスを徹底する。これが奏功し徐々に流れは富士通に。好サーブと好レシーブが 重なり、理想的な形で1セット目を先取した。

 2セット目、序盤から富士通ペースで試合が進む。しかし、田中が捻挫をするアクシデントが発生。
急遽、岩井を投入するものの、警視庁に流れを渡してしまう。ここから我慢の展開が続いたが、打開したのは 岡村・横田の両センターのブロック。相手の特徴をしっかりと抑え、次々にブロックポイントを重ねる。 中盤以降、一気に爆発した富士通が25−17で2セット目も連取する。

 3セット目、ストレート勝利が欲しい富士通だが、警視庁の開き直った力強いサーブに崩されリードを広げられる。 富士通もサーブで打開を図るものの、ミスが出て苦しい展開に。サイドアウトを取ってサーブで崩すというチームの 意思統一を図り、終盤戦に突入。17−20の場面から岩井が連続でポイントを奪うと、ブロックも出て 一気に同点に。セットポイントは先に取られたものの、慌てず1点1点を取り続け26−24で富士通が勝利した。

  第4週終了時点
  勝点18(2位)6勝1敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第5週戦評 12/12〜13】

◆ VチャレンジリーグT 第5週戦評 ≪12/12〜12/13≫ ◆

@12月13日(土)
   ○3−0(勝点3)  富士通VSトヨタ自動車サンホークス
  1set 25-21
  2set 25-13
  3set 25-20

 スタートメンバー(岩井・三芳・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・小川・手塚・柳田・丸谷)

 リーグ戦は2レグに突入。第8戦は前回1セットを取られたトヨタ自動車サンホークスとの対戦。

 1セット目、序盤はサイドアウトの応酬となり、途中にサービスエースをとられるものの 中盤以降に富士通のディフェンスが機能し難しいトスを岩井・中川が決め得点差を広げる。 最後まで集中力を切らさず25−21で1セット目を先取。

 2セット目、富士通はサーブレシーブを修正し試合に入る。富士通は精度の高いサーブレシーブから 幅を生かした攻撃を繰り広げる。逆に相手は富士通のブロックを避けてミスを連発する展開に。 退寮リードを広げてそのまま2セット目も連取する。

 3セット目も序盤から杉本が攻守に渡ってチームを救うプレーを連発する。 中盤までにリードを広げた富士通は、控えのフレッシュなメンバーを出場させ更に勢いをつける。 多少のミスが出たものの、危なげない展開で富士通が勝利を収めた。

A12月14日(日)
 ○3−0(勝点3)  富士通VS大同特殊鋼レッドスター
  1set 25-22
  2set 25-17
  3set 25-18

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(丸谷・手塚)

 リーグ第9戦は、前回フルセットの末敗戦した大同特殊鋼レッドスターとのとの対戦。

 1セット目、富士通は相手のサーブに崩され失点を重ねる。しかし徐々にリズムを取り戻し 一進一退の攻防となる。終盤まで得点差が開かない我慢の展開となったが富士通の勇気を持って攻めた サーブに相手が崩れ1セット目を先取する。

 2セット目、序盤から富士通ペースで試合が進む。相手の早い攻撃に対してブロックが機能しディフェンス力で 相手を圧倒する展開となる。またここ数試合流れが悪かったキャプテン中川がこの試合は大活躍を見せ 2セットを連取する。

 3セット目、相手は大幅にメンバーを入替えてくる。富士通は対応が遅れリードを許すものの 中盤以降に横田・岡村のクイックが機能し、次々に得点を広げることに成功。 最後まで集中力を切らさなかった富士通が勝利を収めた。

  第5週終了時点
  勝点24(2位)8勝1敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第6週戦評 1/23〜24】

◆ VチャレンジリーグT 第6週戦評 ≪1/23〜1/24≫ ◆

@1月23日(土)
   ○3−0(勝点3)  富士通VS埼玉アザレア
  1set 25-12
  2set 25-19
  3set 25-13

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・小川・柳田・浅野(内定)・田中・三芳)

 1ヶ月ぶりにリーグ戦が再開。第10戦は前回1セットを取られた埼玉アザレアとの対戦。

 1セット目、序盤はサイドアウトの応酬となるものの、中盤に中川のサーブでアザレアを崩し 連続得点を重ねる。その後も新の連続サービスエースなどでアザレアを圧倒し25-12で 1セット目を先取する。

 2セット目、富士通の勢いは止まらない。アザレアの攻撃を次々とレシーブし、切返しの攻撃を 岩井・杉本のサイド陣が決め、リードを広げる。アザレアのミスもあり危なげなく2セット目も 連取する。

 3セット目、内定選手の浅野とベテラン三芳をスターとで起用。この2人が大活躍をみせる。 三芳はサーブで相手を崩し、浅野は新人らしからむ冷静さで相手のいないところへスパイクを 打ち、ポイントを重ねる。最後はピンチサーバーの田中が連続ノータッチエースで試合を締めくくり 2016年スタートの試合を最高の形で勝利することが出来た。

A1月24日(日)
 ●1−3(勝点0)  富士通VS大分三好ヴァイセアドラー
  1set 20-25
  2set 25-23
  3set 21-25
  4set 22-25

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・志波(内定)・浅野(内定)・三芳・柳田)

 リーグ第11戦は、前回3-1で勝利した大分三好ヴァイセアドラーとの対戦。
この試合に勝利すれば、優勝も見えてくる大事な試合。

 1セット目、大分三好のサービスエースやブロックなどで連続失点をしてしまう。 しかし、富士通は慌てず直ぐに同点に追いつくと、相手のミスも重なり逆転する。 中盤以降は、一進一退の攻防となるものの、富士通の失点が見られリードを広げられてしまう。 それでも粘り強く戦い、19-18とリードを広げたまま終盤戦に突入。
ここから抜け出したのは大分三好。富士通の空いているスペースへ的確なサーブを打たれ 連続6失点を喫してしまう。このまま20-25で1セットを先取されてしまう。

 2セット目、序盤は変わらず一進一退の攻防。しかし大分三好も外国人選手を使い なかなかリードさせてくれない。終盤までこの展開が続くが、21-19の場面で杉本がサービスエース。 これで富士通が取るかと思われたが、大分三好も粘りを見せ24-23となる。
しかし、最後はサーブミスとなり25-23で富士通がセットを奪い返す。

 3セット目、序盤にリードされると、追いついては離されといった展開で、サイドアウトがなかなか取れない。
これを打開すべく、中川に代え柳田を投入する。これが奏功しサイドアウトは取れるようになったが サーブの精度を欠き、連続得点を取れない。最後は我慢しきれず大分三好の外国人に決められ 21-25で2セットを取られてしまう。

 4セット目、このまま負けられない富士通だが、中盤に外国人のサーブに苦しめられ6連続失点。
勝負あったかと思われたが、ここから富士通も驚異の粘りを見せる。柳田を中心に攻撃を展開し 最大7点あった差は21-22の1点差まで追いつく。
しかし、最後も外国人にスパイクを決められ、22-25で富士通が敗戦した。


  第6週終了時点
  勝点27(2位)9勝2敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第7週戦評 1/30〜31】

◆ VチャレンジリーグT 第7週戦評 ≪1/30〜1/31≫ ◆

@1月31日(土)
   ○3−0(勝点3)  富士通VS警視庁フォートファイターズ
  1set 25-22
  2set 25-20
  3set 25-19

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・柳田・丸谷)

 ホームゲーム第1戦目は、警視庁フォートファイターズとの対戦。
昨シーズンは1勝1敗と星を分けたライバルとの戦い。優勝戦線に残る為には絶対に負けられない試合。

 1セット目、出だしから富士通の攻撃的なバレーが展開される。
中川を中心とした攻撃と横田のブロックで富士通がリードを広げる。しかし、中盤以降サイドアウトを取られ なかなかリードを広げさせてくれず、警視庁に流れを渡してしまう展開に。
野澤のノータッチエースで流れを引き寄せるものの、終盤は一進一退の攻防となる。
しかし、ピンチの場面で横田が相手エースをブロックするなど要所を締め25−22で富士通が先取した。

 2セット目、富士通は攻撃の手を緩めない。中川のサービスエースでリードを広げると、ブロックも機能し始める。 富士通は終盤まで優位に試合を進め、最後は相手ミスにも助けれられこのセットも25−20で連取する。

 3セット目、序盤富士通がリードを広げるものの、警視庁は粘りのバレーで徐々に点差を縮められ1点差まで追いつかれてしまう。
しかし、そこから富士通はもう一度ディフェンスを集中し、岩井・横田のブロックなどで再度リードを広げる。 最後は岡村がスパイクを決め、富士通が勝利した。


A1月31日(日)
 ○3−0(勝点3)  富士通VS東京ヴェルディ
  1set 25-20
  2set 25-17
  3set 25-19

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・丸谷)

 ホームゲーム第2戦目は、前回の対戦でフルセットに持込まれた東京ヴェルディとの対戦。

 1セット目、富士通は中川中心に攻撃的なバレーを展開する。しかし、東京ヴェルディは 力強いサーブでサービスエースをとり、中盤までは息の詰まる展開となる。
しかし、富士通は芳賀を中心としてフロアディフェンスが冴えわたり、ボールを簡単に落とさない。 粘りの展開から見事なコンビバレーを展開し、1セット目を25−20で先取する。

 2セット目、このセットも東京ヴェルディのサーブに苦しめられるものの、杉本・岩井の両サイドが 粘りをみせ、サーブ崩されながらも得点を与えない粘りを見せる。中盤以降、東京ヴェルディにミスが でて富士通がリードを広げる。
終盤はピンチサーバーの丸谷が素晴らしいサーブでチームに勢いを与えこのセットも25−17で連取する。

 3セット目、富士通はクイックを多用しリズムを作る。対する東京ヴェルディは更に強いサーブで 富士通にプレッシャーをかける。中盤まで一進一退の攻防となるが、ここで岩井がスパイクにブロックに 大活躍をみせ、一気にリードを広げ、富士通が勝利した。


  第7週終了時点
  勝点33(2位)11勝2敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第8週戦評 2/6〜7】

◆ VチャレンジリーグT 第8週戦評 ≪2/6〜2/7≫ ◆

@2月6日(土)
   ○3−0(勝点3)  富士通VSつくばユナイテッドSunGAIA
  1set 25-14
  2set 25-21
  3set 25-16

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・三芳・新 L芳賀)
 途中出場(丸谷・浅野)

 2レグ最終戦となる江戸川大会初戦は、つくばユナイテッドSunGAIAとの対戦。
富士通は、調子の上がっている三芳をスタメンで起用。

 1セット目、序盤は岩井・杉本・中川のサイド陣がチームを引っ張る活躍を見せる。 つくばは、強力なサーブで攻めてくるが富士通は簡単にはポイントを与えず、徐々に流れは富士通に。 中盤は、三芳のクイックとブロックで連続得点を重ね、終盤は横田のブロックが連発し チーム全員が活躍する最高の形で1セットを先取する。

 2セット目、1セット目の形を継続したい富士通だが、自分達のミスによりなかなかリズムが掴めない。 逆につくばは強力なサーブで富士通を攻め立て、中盤以降にリードを広げられてしまう。
しかし、富士通は芳賀を中心としたフロアディフェンスで粘り相手のミスを誘う。 終盤にようやく追いつくと、最後は三芳のクイックが連続して決まり2セット目も連取する。

 3セット目、流れを引き戻した富士通は、更に攻撃的なバレーを展開する。 新のトスワークも冴え渡り、富士通のオフェンスが効果的に決まる。
序盤から一気にリードを広げ、交代した浅野も活躍を見せるなど、全員バレーで富士通が このセットも奪い、勝利した。


A2月7日(日)
 ○3−0(勝点3)  富士通VS警視庁フォートファイターズ
  1set 25-22
  2set 25-18
  3set 25-17

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・丸谷・浅野)

 3レグ初戦となる江戸川大会2戦目は、警視庁フォートファイターズとの対戦。
過去3年間、警視庁には負け越しており、今季こそは全勝で終えたい試合。

 1セット目、警視庁のサーブに崩されながらも何とか我慢の展開が続く。 なかなかリズムに乗れないまま、試合は膠着状態となる。
流れを変えたのは、リリーフサーバー(ヒ゜ンチサーハ゛ー)で入った、野澤・丸谷・浅野の3名。 皆が連続得点を奪う活躍を見せ、富士通がリードを奪う。 最後は苦しみながらも岩井がいぶし銀のスパイクを決め1セットを先取する。

 2セット目、1セット目同様に序盤から一進一退の攻防となる。 なかなかリードを広げられない展開となるが、富士通は我慢強く粘る。
この展開から抜け出したのは富士通。新のサーブで連続得点を奪うと 続く岩井のサーブでも連続得点を重ねる。横田の素晴らしいブロックも決まり 一気にリードを広げる。終わってみれば25−18と大差で2セット目も連取する。

 3セット目、序盤にリードを奪うことを確認して試合に入る。 その展開のとおり、中川のサーブでリードを広げると、警視庁に連続得点を与えない 素晴らしいバレーを展開。中盤以降もリードを広げ、富士通がこのセットも奪い ストレートで勝利した。


  第8週終了時点
  勝点39(2位)13勝2敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第9週戦評 2/13〜14】

◆ VチャレンジリーグT 第9週戦評 ≪2/13〜2/14≫ ◆

@2月13日(土)
   ○3−0(勝点3)  富士通VS東京ヴェルディ
  1set 25-11
  2set 25-12
  3set 25-19

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・丸谷・浅野・手塚・柳田・三芳)

 ホームゲーム初日は、東京ヴェルディとの対戦。

 1セット目、序盤から中川の効果的なサーブが決まりリードを広げる。中盤にかけては新や岩井のサービスエースなどで 更に勢いを付けると、富士通は次々とファインプレーを見せリードを広げ続ける。
最後まで高い集中力を発揮し、25−11と大差で1セット目を先取する。

 2セット目、富士通は1セット目同様に力強いサーブで相手を圧倒する。横田・岡村のミドル陣が次々にブロックを決めると リリーフサーバーの野澤がサービスエースを決めるなど、全員が役割を果たす。
2セット目も最後まで集中した富士通が2セット目も25−12と大差で連取する。

 3セット目、柳田・浅野をスタートで起用する。中盤までは一進一退の攻防となるものの、少しずつ富士通がペースを つかみ、終盤戦に突入する。点差を離したい富士通は、浅野のサービスエース、横田のブロックで連続得点を重ね 最後は柳田がスパイクを決め、25−19で富士通が勝利した。


A2月14日(日)
 ○3−2(勝点2)  富士通VS大分三好ヴァイセアドラー
  1set 23-25
  2set 25-19
  3set 23-25
  4set 26-24
  5set 15-13

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(野澤・丸谷・浅野・手塚)

 ホームゲーム2戦目は、首位の大分三好ヴァイセアドラーとの対戦。
この試合に3-0/3-1で勝利すれば首位となる大一番。

 1セット目、序盤は富士通に硬さが見られ、ミスを出してしまう。それでも富士通は中川や横田のスパイクで サイドアウトを取り、チャンスを待つ。
終盤、リリーフサーバーの浅野が効果的なサーブで相手を崩すと同点に追いつく。しかし、ここから後一本が出ず、逆に大分の外国人選手に決められ、23−25で1セット目を先取される。

 2セット目、序盤は我慢の展開となるが、岩井の連続サービスエースなどでリードを広げる。サイドアウトを取り合う 厳しい展開が続くが、リリーフサーバーの丸谷がサービスエースを奪い更にリードを広げる。
最後まで集中した富士通は、25−19で2セット目を奪い返す。

 3セット目、何としてもこのセットを奪いたい富士通だが、お互いに連続得点を奪い合う難しい展開が続く。
中盤、少しのミスからリードを広げられ、終盤戦に突入する。1点差でのサイドアウトの応酬が続くものの サーブミスが目立ち、最後は外国人選手に決められ25−23でこのセット奪われてしまう。  4セット目、このまま終われない富士通は、序盤から好プレーを連発しリードを広げるが、外国人選手を止めることができず 徐々に差を詰められてしまう。
しかし、終盤は新のサービスエースや岩井のスパイクが決まり踏ん張ると最後は中川が外国人選手をブロックし、26−24で4セット目を奪う。

 勝負の5セット目、序盤に連続得点を重ねるが、外国人選手が次々とスパイクを決め差を詰められてしまう。
しかし中川のバックアタックなどでサイドアウトをとり、マッチポイントを先に取ると、最後は相手のミスで富士通が勝利した。


  第9週終了時点
  勝点44(2位)15勝2敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第10週戦評 2/20〜21】

◆ VチャレンジリーグT 第10週戦評 ≪2/20〜2/21≫ ◆

@2月13日(土)
   ○3−1(勝点3)  富士通VS埼玉アザレア
  1set 25-16
  2set 24-26
  3set 25-15
  4set 25-15

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・三芳・新 L芳賀)
 途中出場(柳田・浅野・丸谷・志波)

 三郷大会初日は、ホームチームである埼玉アザレアとの対戦。

 1セット目、富士通は、相手の攻撃を絞ったディフェンスで粘りを見せる。サイドアウトの応酬となるが 中盤に富士通のブロックが決まりだすと、新のサーブも走り25-16と大差で1セット目を先取する。

 2セット目、序盤は1セット目同様に富士通ペースで試合が進む。対する埼玉アザレアは、強烈なサーブで 局面の打開を図る。徐々に埼玉アザレアのペースになってしまうが、途中交代の浅野が再び流れを引き戻す。
しかし、終盤3連続サーブミスなどで勝機を逃すと最後は埼玉アザレアのサービスエースでセットを落としてしまう。

 3セット目、序盤から苦しい展開が続きなかなかペースが掴めない。各選手が各々の役割を徹底することを再確認し リズムを取り戻すために必死になり、中盤以降ファインレシーブと杉本の勇気を持ったスパイクが決まり、富士通が再び勢いを取り戻す。最後まで集中した結果、25−15で3セット目を奪取する。

 4セット目、序盤から富士通の猛攻により、富士通がリードを広げる。横田のブロック、三芳のクイックなど 次々に決まり、終盤まで一気に突き放す。最後まで粘りを見せ続けた富士通がこのセットも奪い勝利した。


A2月21日(日)
 ○3−1(勝点3)  富士通VSつくばユナイテッドSunGAIA
  1set 25-23
  2set 23-25
  3set 25-20
  4set 25-20

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・三芳・新 L芳賀)
 途中出場(廣本・浅野・志波・岡村)

 三郷大会2戦目は、つくばユナイテッドSunGAIAとの対戦。

 1セット目、序盤はお互いが決めあいサイドアウトが続く。しかし富士通は、三芳のブロックや岩井のスパイクで リードを広げ、20-15で終盤戦を迎える。
しかしここから相手サーブに苦しめられ5連続失点で同点に追いつかれる。その後、3点差とするものの再び追いつかれてしまう。最後は相手ミスに助けられ25−23で1セット目を先取する。

 2セット目、つくばのサーブが勢いを増す中で、富士通は我慢の展開を強いられる。富士通はリードを奪った直後に ミスを連発してしまう悪い流れを打開できない。終盤にはお互いが連続得点を奪いあうものの、最後は相手エースに 決められ、23−25で2セット目を奪い返されてしまう。

 3セット目、富士通は流れを代えるべく岡村をスタートで起用する。このセットは岡村がクイックにブロックに躍動し リードを広げる。富士通のパス精度が上がったことも要因だが、停滞していた流れを富士通が引き寄せる。 最後も岡村のクイックが決まり25−20で富士通が奪う。

 4セット目、サーブの狙い目を再確認して試合に臨む。これが奏功したのか序盤からリードを広げる展開となる。 中盤までに大量リードを広げると、終盤には浅野と廣本を投入し勝負に出る。最後は相手ミスで25−20で このセットを奪い、富士通が勝利した。


  第10週終了時点
  勝点50(1位)17勝2敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

【VチャレンジリーグT 第11週戦評 2/27〜28】

◆ VチャレンジリーグT 第11週戦評 ≪2/27〜2/28≫ ◆

@2月27日(土)
   ○3−1(勝点3)  富士通VSトヨタ自動車サンホークス
  1set 25-22
  2set 27-25
  3set 25-22

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(浅野・丸谷・野澤)

 稲城大会初日は、トヨタ自動車サンホークスとの対戦。

 1セット目、富士通は序盤から中川のバックアタックなどでリードを広げるものの サーブミスで流れを切ってしまう展開が続き、なかなかリズムが掴めない。
中盤以降は我慢の展開を強いられるが、勝負どころで岡村のブロックやトヨタのミスもあり リードを広げる。最後は中川がバックアタックを決め25−22で1セット目を先取する。

 2セット目、トヨタのリズムある攻撃の前に連続失点をしてしまう苦しい展開に。
ここで杉本に代え浅野を投入。これでリズムが代わったのか浅野はサービスエースを奪うなど 活躍を見せ、徐々に富士通ペースとなる。中盤は岩井の気迫のこもったスパイクやサーブなどで リードを奪うものの、トヨタも粘りデュースとなる。最後は岡村と横田のクイックが決まり 27−25で辛くも2セットを連取する。

 3セット目、序盤からサイドアウトの応酬となるが、中川が要所で難しいトスを決め サービスエースを奪うなど獅子奮迅の活躍をみせ徐々に富士通ペースとなる。
終盤、トヨタも驚異の粘りをみせ一時1点差まで追い詰められるが最後は中川がブロックを決め 25−22で富士通が勝利した。


A2月28日(日)
 ○3−1(勝点3)  富士通VS大同特殊鋼レッドスター
  1set 25-20
  2set 25-21
  3set 16-25
  4set 25-20

 スタートメンバー(岩井・横田・中川・杉本・岡村・新 L芳賀)
 途中出場(浅野・野澤・丸谷)

 リーグ戦最終戦は、大同特殊鋼レッドスターとの対戦。優勝がかかった大一番である。

 1セット目、富士通はディフェンスが機能しリードを広げるが、ミスにより追いつかれてしまう展開が続く。
しかし、苦しい場面で中川・岩井・杉本のサイド陣が踏ん張り、終盤までリードを保つ。 最後は相手のミスにも助けられ、25−20で富士通が1セット目を先取する。

 2セット目、序盤からお互い好プレーを連発する。簡単に決めさせない、決められないといった展開となり ラリーの応酬となる。
これを打開したのが、杉本のスパイク。難しい二段トスを思い切り打ち込み ここから富士通が一気に息を吹き返す。終盤戦を制した富士通は25−21で2セットを連取する。

 3セット目、序盤からサイドアウトが続くが、富士通はミスからリズムを崩してしまい、逆に大同は開き直った サーブを打ってきて、連続失点をしてしまう。
流れを変えたい富士通だが、大同の勢いを止めることができない。 このまま試合は進み16−25で3セット目を奪われてしまう。

 4セット目、富士通は、序盤からサーブを攻めることを徹底し試合に入る。
しかし、3セット目に失ったリズムを取り戻すのに苦労する。 7−9とリードを広げられた場面から、富士通は本来の動きを取り戻す。 粘りのディフェンスからコンビバレーを展開し、サーブも攻め続けた結果、最後は相手のサーブミスで 富士通が勝利し、初優勝を決めた。

 【個人賞】
  ◎ブロック賞:横田圭祐(#5) 0.94本/セット 2年ぶり2回目の受賞
  ◎優勝監督賞:勝田祥平
  ※最優秀選手賞は後日発表されます。

 【最終結果】
  勝点56(1位)19勝2敗
  ※今シーズンより国際ルールに準拠
   3-0/3-1での勝利は勝点3
   3-2での勝利は勝点2
   2-3での敗戦は勝点1
   0-3/1-3での敗戦は勝点0
   順位決定=勝点<勝率<セット率<得点率

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